こんにちは。ペットシッターあいです。
「犬と暮らす」ということは、私たちにとってかけがえのないパートナーを得るということ。喜びや感動を分かち合い、時にはお互いを支え合う、そんな特別な関係を築いていきます。
日々の暮らしの中で、愛犬の何気ないしぐさや行動を見て、「どうしてこんなことをするんだろう?」「この行動にはどんな意味があるんだろう?」と、不思議に思うことはありませんか?
今回は、そんな愛犬との絆をさらに深めるために、彼らの成長の軌跡、知られざる習性の秘密、そして個性豊かなルーツについて、プロの視点から紐解いていきます。
1. 犬のライフサイクル:成長のステップを理解しよう
犬の一生は、私たち人間よりもずっと早く進んでいきます。ライフサイクルごとの特徴と、それに合わせた適切なケアを知ることで、愛犬との接し方がより豊かになります。
新生児期(生後0日~2週目)
この時期の子犬は、目や耳がまだ開いておらず、自力で体温調節をすることもできません。ほとんどの時間を眠って過ごし、お母さん犬のおっぱいに頼って成長します。この時期に人間が無理に触ると、お母さん犬が子育てを放棄してしまうこともあるため、そっと見守ることが大切です。
離乳期(生後2週目~3カ月)
目が開き、耳も聞こえ始め、少しずつ好奇心旺盛になります。よちよち歩きから、やがて活発に動き回るようになり、社会性を学び始める大切な時期です。兄弟犬や母犬との遊びを通じて、噛む強さや遊び方を加減することを覚えます。この時期に人間や他の犬と触れ合うことで、社会性が育まれます。
この頃から、トイレの場所を教えたり、名前を呼んでアイコンタクトを取る練習を始めたりと、本格的なしつけの準備をスタートさせましょう。
幼犬期(生後3カ月~6カ月)
遊びがますます盛んになり、運動能力も発達します。ジャンプしたり、走り回ったり、この頃には大きな声で鳴くことも出来るようになります。体重も急激に増え、大人の体つきへと変化していきます。去勢・避妊手術を検討するのもこの時期が多いです。手術後の犬は、安静を保ちつつ、傷口を舐めないようにエリザベスカラーを着用させるなど、細やかなケアが必要になります。
この時期は、「オスワリ」「フセ」といった基本的なコマンドを教えるのに最適な時期です。 短い時間で、犬が「楽しい!」と思えるようなトレーニングを繰り返すことが成功の鍵となります。
成長期(生後6カ月~1年)
体はほぼ成犬と同じくらいに成長しますが、心はまだ遊び盛りの子どもです。この時期の犬は活発で、遊びを通じて心身のバランスを整えていきます。知育おもちゃを活用したり、ドッグランへ連れて行ったりして、遊びのバリエーションを増やすことが大切です。栄養バランスの取れた食事が、丈夫な体を作る上で非常に重要になります。
この時期は反抗期のような行動が見られることもあります。 根気強く、ポジティブなしつけを続けることで、犬との信頼関係をさらに強固なものにできます。物を噛む、遊んでほしくて吠える、粗相する、これらの問題で頭を抱える飼い主様も多くいらっしゃいますが、諦めずにしつけを続けることでだんだんと改善されていきます。どうしても悩んだときは、ドッグトレーナーなど、ぜひ専門家に相談してください。
成犬期(生後1年~9年)
心身ともに落ち着き、犬本来の性格が確立されます。縄張り意識が強くなり、自分のテリトリーを守ろうとします。この時期は、犬との信頼関係をさらに深める絶好の機会です。定期的な健康チェックや、年齢に合わせた食事管理も欠かせません。
成犬になっても、しつけは終わりではありません。 日々コミュニケーションを取りながら、新しいトリックを教えたり、問題行動の改善に取り組んだりすることで、犬の知的好奇心を満たし、より豊かな共生生活を送ることができます。
シニア期(生後9年~)
活発に動き回ることが減り、睡眠時間が増えます。視力や聴力が衰え始めたり、関節の痛みが出たりすることもあります。愛犬のペースに合わせて、ゆっくりと過ごせる環境を整えてあげましょう。食事も消化しやすいものに切り替え、定期的な健康診断で病気の早期発見に努めることが大切です。
2. 犬と人間が共生するために「しつけ」が大切な理由
犬は、人間が手塩にかけて育ててきた特別なパートナーです。彼らは人間とコミュニケーションを取る能力に長けており、適切なしつけを行うことで、より快適に、安全に共生していくことができます。
しつけとは、単に「言うことを聞かせる」ことではありません。犬と飼い主がお互いを理解し、信頼関係を築くための大切なコミュニケーションです。 しつけを通じて、「何が安全で、何が危険か」「何が許されて、何が許されないか」を犬に教えることで、彼らが社会の中で安心して暮らせるように導くことができるのです。
例えば、無駄吠えや噛みつき癖は、しつけによって防ぐことができる問題行動です。これらを放置すると、近所トラブルに発展したり、犬自身の安全が脅かされたりするリスクも高まります。適切なトレーニングは、犬のストレスを減らし、心身の健康を保つことにもつながります。
3. 犬の不思議な習性:彼らの行動には意味がある
犬の行動には、彼らが本能的に持っている意味があります。その習性を知ることで、愛犬の気持ちをより深く理解できるようになります。
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群れで行動する:犬は元々群れで生活する動物です。群れのリーダーである飼い主さんに従い、一緒にいることを喜びます。信頼関係を築くことで、より良いパートナーシップが生まれます。
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マーキングをする:犬にとって、排泄は単なる生理現象ではありません。自分のニオイをつけて縄張りを主張したり、他の犬に自分の存在を知らせたりする重要なコミュニケーションツールです。
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穴を掘る:犬の祖先は、狩りのために穴を掘ったり、暑さや寒さから身を守るために寝床を作ったりしていました。現代の犬も、本能的に穴掘りをする子がいます。
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しっぽを振る:しっぽの振り方一つで、犬の感情はさまざまです。喜びや興奮だけでなく、不安や緊張、怒りを示していることもあります。しっぽの動きだけでなく、表情や体の向きも合わせて観察することが大切です。
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体をこすりつける:飼い主さんに体をこすりつけるのは、「あなたのことが大好き」という愛情表現であり、自分のニオイをつけて「この人は自分のもの」と主張するマーキングの一種です。
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においを嗅ぐ:犬の嗅覚は人間の数千倍から1億倍とも言われています。散歩中に地面のにおいを嗅ぐのは、他の犬の情報を得たり、安心感を得たりするための重要な行動です。
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吠える:吠えるのは、犬にとってごく自然なことです。縄張りを守るための威嚇、遊びへの誘い、要求など、吠える理由を理解することで、より良い関係を築けます。
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お腹を見せる:犬がお腹を見せるのは、相手に敵意がないことを示す「服従」のポーズです。また、飼い主さんに甘えている時や、安心してリラックスしている時にも見られます。
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前足で掘る仕草をする:ベッドやソファなどで前足で掘るような仕草をするのは、寝床を快適にするための本能的な行動です。
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くわえて運ぶ:おもちゃやスリッパなどをくわえて運ぶのは、狩りの名残です。獲物を巣に運ぶ本能からきており、遊びや愛情表現の一環でもあります。
4. 純血種犬のグループとルーツ:多様な個性を持つ犬たち
犬は、その用途や起源によって複数のグループに分類されます。ここでは、主要な犬種グループと、そのルーツについてご紹介します。
主要な犬種グループ
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獣猟犬グループ(ハウンド): 狩猟のために、優れた嗅覚や視覚、持久力を持つように改良されたグループです。
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代表的な犬: ビーグル、ダックスフンド、アフガン・ハウンド
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テリアグループ: ネズミやキツネなどの小動物を、巣穴まで追い詰めるために改良されたグループです。勇敢で活発な性格の子が多いです。
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代表的な犬: ヨークシャー・テリア、ジャック・ラッセル・テリア
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使役犬グループ(ワーキング): 牧羊、警備、救助など、人間の仕事を手伝うために改良されたグループです。賢く、力持ちな子が多いです。
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代表的な犬: シベリアン・ハスキー、ドーベルマン、グレート・ピレニーズ
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牧羊犬グループ(ハーディング): 羊や牛を追い立てるために改良されたグループです。運動能力が高く、賢く、忠実な子が多いです。
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代表的な犬: シェットランド・シープドッグ、ボーダー・コリー、コーギー
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愛玩犬グループ(トイ): 小さな体と愛らしい外見で、家庭犬として愛されるために改良されたグループです。
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代表的な犬: チワワ、トイ・プードル、パピヨン
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狩猟犬グループ(スポーティング): 鳥猟犬として、獲物の場所を知らせたり、回収したりするために改良されたグループです。
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代表的な犬: ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー
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非スポーツ犬グループ(ノン・スポーティング): 特定の用途に分類されない、多種多様な犬種のグループです。
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代表的な犬: 柴犬、フレンチ・ブルドッグ、ダルメシアン
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【コラム番外編】「柴犬」は国の天然記念物
日本を代表する犬種である「柴犬」。その愛らしい見た目とは裏腹に、非常に賢く、時に頑固な一面を持つ、個性豊かな犬です。
柴犬は、1936年に国の天然記念物に指定された、日本を代表する犬種です。これは、縄文時代から日本に存在していたと言われるほど、非常に古い歴史を持ち、日本固有の貴重な財産と認められたことの証です。元々は、山で鳥や小動物を狩る猟犬として活躍していました。そのため、警戒心が強く、勇敢で、飼い主さんに対して非常に忠実な性格を持っています。
しかし、そのルーツからくる自立心の高さや頑固さから、「柴犬はしつけが難しい」と言われることもあります。これは、彼らが元々群れのリーダーに従順なだけでなく、自分の判断で行動する能力を持っていたことの証でもあります。
では、どうすれば柴犬とうまく暮らせるのでしょうか?
柴犬との関係を築くには、まず「信頼」をベースにすることが重要です。彼らは理不尽なことを嫌う傾向があるため、叱るのではなく、ポジティブな方法でしつけをしましょう。成功体験を積み重ね、「これをすると褒められる」と犬自身に理解させることが大切です。
また、知的好奇心を満たす遊びや、適切な量の散歩は、彼らのストレスを軽減し、問題行動の予防にもつながります。柴犬に限らず、犬との生活は、その犬種の歴史やその子の個性を深く理解し、適切なコミュニケーションと管理を心がけることで、人間も犬も、お互いを信頼し、安心して生活できるようになります。
いかがでしたか?
これらの知識が、愛犬との生活をより豊かにし、彼らのことを深く理解するきっかけになれば幸いです。
さいたま市浦和区を中心に活動するペットシッター「あい」は、犬の習性や健康について常に学び、お客様の大切な愛犬に寄り添うお世話を心がけています。もし、愛犬についてお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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