こんにちは!浦和区を中心にさいたま市全域で大切なご家族をお任せいただいている、ペットシッターあいです。

近年、日本のペットの平均寿命は延び、私たち人間と同じように、愛犬も長寿化の時代を迎えています。特に、コロナ禍で多くのご家庭に迎えられた子犬たちが、これから続々とシニア期に突入していくことでしょう。愛犬が年を重ね、介護が必要になった時、「どうすれば良いのだろう…」と不安に感じる飼い主様も少なくないはずです。

そこで今回は、シニア犬との穏やかな毎日を過ごすために、飼い主様が知っておきたい介護の心構えや具体的なケア、そして私たちペットシッターがどのようにサポートできるかについて、詳しくお話ししたいと思います。

 


 

シニア犬のサイン:愛犬からのメッセージを見逃さないで

 

愛犬がシニア期に入ると、身体や行動に様々な変化が現れます。これらのサインを早期に察知し、適切なケアを始めることが、愛犬のQOL(生活の質)を維持するために非常に重要です。

 

身体的な変化

 

  1. 運動量の低下: 散歩の途中で座り込んだり、歩く速度が遅くなったり、階段の昇り降りを嫌がったりするようになります。筋肉量の減少や関節の痛みなどが原因として考えられます。

  2. 睡眠時間の増加: 以前よりも寝ている時間が長くなり、活動時間が短くなります。深い眠りにつくことが難しくなる場合もあります。

  3. 視力・聴力の低下: 呼んでも反応が鈍くなったり、物にぶつかったり、暗い場所で不安そうにしたりするようになります。白内障や緑内障、難聴などが進行している可能性があります。

  4. 食欲の変化: 食欲が落ちたり、逆に増えたり、好みが変わったりすることがあります。消化機能の低下や、歯周病などの口内の問題が原因の場合もあります。

  5. 被毛の変化: 毛艶がなくなりパサついたり、白髪が増えたりします。皮膚の乾燥やかゆみも出やすくなります。

  6. 体重の変化: 筋肉量の減少や運動量の低下により、体重が増えやすくなります。逆に、食欲不振や病気により体重が減少することもあります。

  7. 排泄の変化: トイレの失敗が増えたり、排泄に時間がかかったり、便秘や下痢を繰り返したりすることがあります。膀胱や腸の機能低下、あるいは認知症の影響も考えられます。

  8. 口臭の変化: 歯周病が進行すると口臭が強くなります。歯石の蓄積や歯肉炎なども見られます。

 

行動・精神的な変化

 

  1. 認知症のサイン:

    • 徘徊: 目的もなく家の中をうろつき回ったり、夜中に鳴き続けたりすることがあります。

    • 見当識障害: 部屋の隅で立ち往生したり、トイレの場所を忘れたり、飼い主を認識できなくなったりします。

    • 睡眠サイクルの乱れ: 昼夜逆転し、夜中に活動的になることがあります。

    • 無反応: 呼びかけに反応しなかったり、以前は喜んでいたことにも無関心になったりします。

    • 性格の変化: 穏やかだった子が攻撃的になったり、臆病になったりすることもあります。

  2. 分離不安の悪化: 飼い主が少し離れるだけでも過剰に吠えたり、破壊行動をしたりすることがあります。不安感の増大が背景にある場合があります。

  3. 頑固になる: 新しいことを覚えにくくなったり、以前はできていた指示に従わなくなったりすることもあります。

これらのサインに気づいたら、まずは動物病院を受診し、獣医さんに相談することが大切です。病気が隠れている可能性もありますし、早期に適切なケアを始めることで、愛犬の負担を軽減し、より長く快適に過ごせるようになります。

 


 

シニア犬の日常ケア:愛犬に寄り添う快適な暮らし

 

シニア犬のケアは、子犬の頃とは異なる配慮が必要です。日々の生活の中で、愛犬が快適に、そして安全に過ごせるよう、細やかな気配りを心がけましょう。

 

1. 食事の工夫:消化と栄養吸収を助ける

 

シニア犬は消化機能が低下し、必要な栄養素も変化します。

  • 高齢犬用フードへの切り替え: 消化しやすく、低カロリーで、関節ケア成分(グルコサミン、コンドロイチンなど)や抗酸化物質が配合された高齢犬用フードを選びましょう。

  • 食事回数を増やす: 一度にたくさん食べられない場合は、食事の回数を増やし、少量ずつ与えることで消化器への負担を減らします。

  • ウェットフードやふやかし: ドライフードが食べにくい場合は、ウェットフードにしたり、ドライフードをぬるま湯でふやかしたりして、食べやすくしてあげましょう。

  • 水分補給の徹底: 脱水症状を防ぐため、常に新鮮な水を飲めるようにし、食事に水分を加えたり、犬用ミルクやスープを与えたりして、積極的に水分補給を促しましょう。

  • サプリメントの活用: 獣医さんと相談し、関節、皮膚、脳機能などをサポートするサプリメントを検討するのも良いでしょう。

 

2. 排泄の介助:清潔と快適を保つ

 

排泄機能の低下や足腰の衰えにより、トイレの失敗が増えることがあります。

  • トイレの場所の工夫: トイレシートの枚数を増やしたり、段差のない広い場所に設置したり、寝床の近くに設置したりして、排泄しやすい環境を整えましょう。

  • 排泄補助: 自力で排泄が難しい場合は、お散歩時に補助ハーネスを使ったり、必要に応じて排泄を促すマッサージをしたりします。

  • おむつやマナーウェアの活用: 失敗が増える場合は、おむつやマナーウェアを使用することで、衛生的に保ち、飼い主さんの負担も軽減できます。ただし、こまめに交換し、皮膚炎にならないよう注意が必要です。

  • 清潔保持: 排泄後は、汚れた部分を優しく拭き取り、清潔に保ちましょう。お尻周りの毛を短くカットするのも衛生的です。

 

3. 運動とマッサージ:無理なく体を動かす

 

運動能力が低下しても、適度な運動は筋肉の維持や血行促進、気分転換に繋がります。

  • 無理のない散歩: 以前よりも短時間で、距離も短く、平坦な道をゆっくりと散歩させましょう。愛犬のペースに合わせて、休憩を挟みながら行います。

  • 室内での軽い運動: 天候が悪い日や体調が優れない日は、室内で軽いストレッチやマッサージ、知育玩具を使った遊びなどで体を動かしましょう。

  • マッサージ: 関節や筋肉を優しくマッサージすることで、血行を促進し、痛みを和らげる効果が期待できます。コミュニケーションにもなります。

  • リハビリテーション: 獣医さんや専門家と相談し、水泳や水中トレッドミルなどのリハビリテーションを取り入れることも有効です。

 

4. 住環境の工夫:安全で快適な空間作り

 

シニア犬が安全に、そしてストレスなく過ごせるよう、住環境を整えることが大切です。

  • 滑り止め対策: フローリングには滑り止めマットやカーペットを敷き、転倒による怪我を防ぎましょう。特に、立ち上がりや方向転換をする場所、食事をする場所などは重要です。

  • 段差の解消: 階段にはスロープを設置したり、ソファやベッドへの昇り降りを補助するステップを置いたりして、足腰への負担を軽減しましょう。

  • 室温管理: 高齢犬は体温調節機能が低下するため、夏は涼しく(エアコンで25~27℃程度)、冬は暖かく(暖房で20~22℃程度)保ち、快適な室温を維持しましょう。直接風が当たらないように注意が必要です。

  • 寝床の工夫: クッション性の高い介護用ベッドや、低反発マットなどを用意し、床ずれを防ぎ、快適な睡眠を確保しましょう。冬は暖かく、夏は涼しい素材を選びましょう。

  • 安全確保: 誤飲の危険があるものや、電気コードなどは手の届かない場所に片付けましょう。認知症の徘徊対策として、危険な場所には柵を設置することも検討が必要です。

 

5. グルーミングと清潔:皮膚トラブルの予防

 

  • ブラッシング: 毎日優しくブラッシングすることで、血行促進、皮膚病の早期発見、毛玉防止に繋がります。

  • シャンプー: 体力に合わせて頻度を調整し、低刺激のシャンプーを使用しましょう。シャンプー後はしっかりと乾かし、体を冷やさないように注意します。

  • 爪切り・耳掃除: 定期的に行い、伸びすぎた爪による怪我や、耳の感染症を防ぎましょう。

 


 

シニア犬によく見られる病気と介護:早期発見と適切な対応

 

シニア犬は、様々な病気にかかりやすくなります。早期に症状に気づき、動物病院で適切な診断と治療を受けることが重要です。

  1. 認知症(犬の認知機能不全症候群):

    • 症状: 徘徊、昼夜逆転、見当識障害、呼びかけへの無反応、性格の変化など。

    • 介護: 規則正しい生活、脳への刺激(簡単なゲーム、マッサージ)、安全な環境作り、サプリメントや薬の活用(獣医と相談)。

  2. 関節炎(変形性関節症):

    • 症状: 立ち上がりに時間がかかる、歩きたがらない、足を引きずる、階段を嫌がる、触ると痛がるなど。

    • 介護: 体重管理、適度な運動、滑り止め対策、温める、サプリメント(グルコサミン、コンドロイチンなど)、鎮痛剤(獣医処方)。

  3. 心臓病(僧帽弁閉鎖不全症など):

    • 症状: 咳、呼吸が速い・苦しそう、舌の色が悪い、疲れやすい、散歩を嫌がるなど。

    • 介護: 塩分控えめの食事、激しい運動を避ける、体温管理、定期的な通院と投薬。

  4. 腎臓病:

    • 症状: 多飲多尿、食欲不振、嘔吐、体重減少、口臭(アンモニア臭)など。

    • 介護: 腎臓病療法食、十分な水分補給、定期的な血液検査と投薬。

  5. 腫瘍(がん):

    • 症状: しこり、食欲不振、元気がない、体重減少、出血など。

    • 介護: 早期発見が重要。治療法は腫瘍の種類や進行度によるが、手術、抗がん剤治療、放射線治療など。緩和ケアも選択肢に。

  6. 白内障・緑内障:

    • 症状: 目が白く濁る、物にぶつかる、視力低下、目の痛みなど。

    • 介護: 家具の配置を変えない、声かけを増やす、散歩コースの変更、点眼薬、手術。

  7. 歯周病:

    • 症状: 口臭、歯石の付着、歯肉の炎症、歯のぐらつき、食欲不振など。

    • 介護: 毎日の歯磨き、定期的な歯科検診と歯石除去。

これらの病気は、早期発見・早期治療が非常に重要です。少しでも異変を感じたら、迷わず動物病院を受診しましょう。獣医さんと密に連携を取り、愛犬に合った治療とケアを進めていくことが大切です。

 


飼い主様の心のケア:一人で抱え込まずに

 

シニア犬の介護は、時間的にも精神的にも大きな負担となることがあります。飼い主様自身が心身ともに健康でいることが、愛犬の介護を続ける上で不可欠です。

  • 休息を取る: 介護は長期戦です。無理をせず、適度に休息を取りましょう。

  • 相談できる人を見つける: 家族、友人、獣医さん、ペットシッターなど、信頼できる人に悩みを打ち明けましょう。同じ経験を持つ飼い主さんとの交流も、心の支えになります。

  • 完璧を目指さない: 介護に「完璧」はありません。できる範囲で、愛犬に愛情を注ぐことが大切です。

  • 自分を責めない: どんなに頑張っても、うまくいかないこともあります。自分を責めずに、できることに目を向けましょう。

  • プロのサポートを活用する: 全てを一人で抱え込まず、ペットシッターや動物病院のサービスを積極的に活用しましょう。

愛するペットの介護は、愛情深く、かけがえのない時間であると同時に、飼い主さんにとって心身ともに大きな負担となり得ます。24時間体制でのケアや、お仕事との両立で、知らず知らずのうちに心と体に無理をしていませんか?

どんなに心配でも、気を張り詰めすぎは禁物です。時には、飼い主さん自身の休息も必要不可欠です。

私たちペットシッターは、そんな飼い主さんのためにいます。ご心配な気持ちもあるかもしれませんが、たまには私たちプロに愛犬のお世話を任せて、ゆっくりと羽根を伸ばす時間を作ってくださいね。たまには旅行に出かけたり、趣味の時間を楽しんだり、ご自身を労わることで、きっとまた新たな気持ちで愛犬との穏やかな日々に寄り添えるはずです。

 


 

ペットシッターあいができること:シニア犬介護の心強い味方

 

私たち「ペットシッターあい」は、浦和区を中心にさいたま市全域で、シニア犬の介護に力を入れていきたいと考えています。コロナ禍で迎えられた多くのワンちゃんたちが、これからシニア期を迎えるにあたり、飼い主様の不安を少しでも軽減できるよう、きめ細やかなサポートを提供いたします。

 

ペットシッターの具体的な介護サポート

 

  1. 投薬補助: 獣医さんから処方された薬を、指示通りに飲ませることができます。

  2. 食事補助: 食欲がない、自力で食べられないなどの場合に、流動食を与えたり、介助して食事をさせたりします。

  3. 排泄介助: トイレの介助、おむつの交換、汚れた部分の拭き取りなど、清潔を保つお手伝いをします。

  4. 散歩代行: 愛犬の体力や体調に合わせて、無理のない範囲でゆっくりと散歩に連れて行きます。補助ハーネスの使用も可能です。

  5. 体位変換・マッサージ: 寝たきりの子の場合、床ずれ予防のための体位変換や、血行促進のための優しいマッサージを行います。

  6. 健康状態のチェック: 訪問時に、愛犬の食欲、飲水量、排泄の状態、元気度、身体の異変などを細かくチェックし、飼い主様にご報告します。異変があれば、速やかにご連絡し、必要に応じて動物病院への連携も行います。

  7. コミュニケーションと見守り: 飼い主様が不在の間も、愛犬が寂しがらないよう、優しく声かけをしたり、撫でてあげたり、見守りを行います。認知症の子には、優しく話しかけ、安心感を与えます。

  8. 住環境の確認と調整: 室温や湿度、安全対策(滑り止め、段差など)が適切かを確認し、必要に応じて調整します。

  9. 緊急時の対応: 万が一、訪問中に体調が急変した場合でも、事前に打ち合わせしたかかりつけの動物病院へ搬送するなど、迅速に対応いたします。

 

ペットシッターを利用するメリット

 

  • 愛犬への負担軽減: 住み慣れた環境で過ごせるため、ホテルや病院に預けるストレスがありません。

  • 飼い主様の安心: 留守中もプロの目で愛犬の健康状態を見守り、介護サポートを行うため、安心して外出できます。

  • 個別のニーズに対応: 愛犬の性格、体調、病状に合わせて、きめ細やかなケアを提供できます。

  • 時間的な制約からの解放: 介護が必要な愛犬を置いて外出できない、という飼い主様の悩みを解消します。

  • 緊急時の対応: 万が一の事態にも、迅速に対応できる体制を整えています。

 


 

さいたま市でのシニア犬介護:地域と連携したサポート

 

浦和区をはじめとするさいたま市全域で、シニア犬との生活をサポートするために、私たちは地域との連携も大切にしています。

  • 提携動物病院との連携: かかりつけの動物病院と連携し、愛犬の病状や投薬内容を共有することで、より的確なケアを提供できるよう努めます。

  • 地域情報の発信: さいたま市内で利用できる老犬ホーム、リハビリ施設、高齢犬向けイベントなどの情報を積極的に発信し、飼い主様が利用できるサービスを広げます。

  • 介護相談: シニア犬の介護に関するお悩みや疑問に対し、経験豊富なスタッフがアドバイスを提供します。

 


 

終わりに:愛犬との「今」を大切に

 

シニア期を迎えた愛犬との生活は、これまでとは異なる喜びと、新たな挑戦をもたらします。介護は大変なこともありますが、愛犬が私たちに与えてくれる無償の愛と、共に過ごす時間の尊さは、何物にも代えがたいものです。

私たちペットシッターあいは、飼い主様が愛犬の介護に一人で悩むことなく、安心して穏やかな日々を過ごせるよう、全力でサポートいたします。愛犬の「今」を大切にし、最期の時まで最高の愛情を注いであげられるよう、私たちも共に歩んでいきたいと願っています。

さいたま市でシニア犬の介護やケアにお困りの飼い主様、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ一度、ペットシッターあいまでご相談ください。大切なご家族のために、心を込めてお手伝いさせていただきます。

 


 

さいたま市でのペットシッターのご利用は「ペットシッターあい」へ!

 

浦和区、大宮区、中央区、南区、緑区、見沼区、西区、北区、桜区、岩槻区など、さいたま市全域でペットシッターをお探しでしたら、安心してお任せください。愛犬のお散歩代行、ご飯の用意、お留守番中の見守り、そしてシニア犬の介護サポートまで、飼い主様と愛犬に寄り添った柔軟なサービスを提供いたします。

 


 

 


 

【ペットシッターあい浦和店】

さいたま市浦和区を中心に、女性のお客様専用で承っております。(女性のいらっしゃるご家庭でしたらファミリー様、カップル様、ご利用可能です)

お散歩代行、ごはんのご用意、簡単な健康チェックなど、きめ細やかなサービスをご提供いたします。

お問い合わせは、ラインから☆ または、お電話、ウェブサイトからお気軽にどうぞ。

 * 営業時間: 9:00 ~ 19:00

 * 住所: 埼玉県さいたま市浦和区上木崎6丁目11-27-105

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